写真は、2年目の方の紫陽花です。今年も見事に咲いてくれました。冬の間寒さを我慢して蓄えていたエネルギーが一気に爆発した感じです。

毎朝出勤して、最初にやる事が、鉢植えの水やりです。そのとき、鉢植えの様子を観察していますが、微妙に日々様子が違います。

基本的には、どの鉢もすごく元気で、この２年目の紫陽花も順調に育ってくれています。この紫陽花も、見ているとついつい時間を忘れてしまいます。

少しずつ、朝の水やり時間が長くなり、＜いけない、仕事もしないと＞という事で、仕事に取り掛かる毎日です。

同じ鉢の紫陽花でも、日の当たり方や咲いてからの日数などで、微妙に色が違い、一瞬も同じ状態ではいないんだなという事に気付きました。

花が咲いている期間は、あっという間に終わってしまうので、できるだけ愛でておきたいなと思います。

花が咲いているのは、１年のうちの１ヶ月程度で、花がない期間がずっと長いんですが、それでも世話をする価値は十分あると感じます。

とにかく、きれいです。

という事で、２年目の紫陽花の話は、これで終わります。

エウレカには、３年目を迎える別の紫陽花の鉢があります。こちらが大変な事になってしまいました。＜うどん粉病＞に侵され、＜葉ダニ＞もついてしまったようです。

３月頃から、葉が黒ずんで来て元気がないなと感じていましたが、私は原因がわからないので、何の処置もしていませんでした。

調子が悪いなりに、花芽が出て来たのでですが、少しずつ枯れ落ちてしまう葉が出て来た頃の事です。

それを見かねての事だと思いますが、＜うどん粉病＞＜葉ダニ＞の事を説明してくれたのが、エウレカのメンバーであるＳさんでした。

実は、Ｓさんは植物について、メチャクチャ詳しい人だったんです。いろいろ具体的なアドバイスをもらい、＜重曹＞と＜酢＞を混ぜた水を葉の裏にかけてあげると治るかもしれない、

と教えてくれました。その処置をするようになってから、少しずつ症状が緩和されています。無事赤い花が咲き、新しい葉も出るようになりました。

多分、Ｓさんは前々から、いろいろ気付いていたはずなんですが、私が世話をしているのを遠慮していたんだと思います。

Ｓさんのおかげで、こちらの紫陽花も何とか４年目を迎える事ができそうです。多分、私だけだったら、この紫陽花は今年でダメにしていた事でしょう。

今回の事は、すごく勉強になりました。

エウレカは、社員５名の小さい会社ですから、何か気付いた事があれば、遠慮なく意見が言えるようなフラットな会社でありたいと思っています。

一人一人が持っている得意領域が、気兼ねなく発揮できるようになるといいなと思います。

また、この紫陽花のように調子が悪い人が出たら、みんなでカバーして、調子の悪い人が安心して休めるような会社にしたいとも思います。

しんどい時はお互い様ですから。

植物も人間も同じだなと、つくづく思います。調子はその日によって変わりますから、それを感じ取って声をかけたり、何か行動しないといけないですね。

そういう日々の積み重ねが大事です。お互いに気遣ってさえいれば、少しずつ遠慮がなくなり、何でも言える関係が築ける事でしょう。