株式会社エウレカ 株式会社エウレカでは、カメラ缶やラジカセ缶などのユニークでわくわくするようなアイテムを多数生み出しています。クリスマス・バレンタインなどのイベントシーズンに特化した商品の開発・輸出入も行っております。卸販売も承っておりますので、お気軽にお問合わせください。

【私が影響を受けた本】おすすめ60選 第1期 18~23歳(大学~社会人としてスタートしたB社新入社員時代)

学生時代

大学の時は授業に行かず読書三昧の日々を過ごしました。

大学2回生の始めに、ある事がきっかけで10歳ほど年上の社会人2人(Tさん・Oさん)と知り合い、男3人で一軒家を借りて一緒に住む(『哀愁の街に霧が降るのだ』的な)という生活を卒業するまで送りました。

 

この時、Tさんから本・音楽・映画・絵画にまつわる話を、ほぼ毎日聞かせてもらいました。

前の日の夜教えてもらった本やレコードを次の日に買い、買ったらすぐに読んだり聴いたり見たりする生活です。

本であれば開高健、北杜夫、遠藤周作、吉行淳之介、丸谷才一、植草甚一、サリンジャー・アップダイク、シリトーなど、音楽であればボブ・ディラン、ライ・クーダー、ニール・ヤング、ストーンズ、ジャニス・ジョップリンなど。

映画だと「12人の怒れる男たち」「明日に向かって撃て」「スティング」「俺たちの明日はない」「カッコーの巣の上」「ディアハンター」などです。

滋賀県の片田舎で生まれ育ち、文化的な事に触れた事がなかった私には、そういった全くの未知の世界がすごく新鮮で魅力的に映りました。

Tさんは私を未知の世界に誘ってくれた最初の先生です。

 

岡山県倉敷市:大原美術館

 

教えてもらった本の巻末にある解説を読み、著者に関連する別の作家の存在を知ると、またそれが気になって読まずにはいられなくなり、その上村上春樹・宮本輝・椎名誠などが続々とデビューしたりで、追いかける作家がどんどん増えて行きました。

映画は岡山と倉敷にあったリバイバルの映画館で、絵画は倉敷の大原美術館に行って見ました。

大学は農学部の農芸化学科でしたが、学業に対しての興味が深まる事はなく、私の生活や興味はどんどん読書・音楽・映画に向いて行き、大学からは離れる一方でした。

当然授業には出ませんでしたから、よく4年で卒業されてくれたな、と思います。

4回生で、必修単位を落としてしまい、就職が決まったので、何とか単位をくださいと頼み込み、レポートを書く事で了承していただいたんですが、そのときの担当教授の呆れた顔は今もよく覚えています。

 

 

新入社員の頃

 

当時は今と違って、就職活動も楽でした。

将来のことなどろくに考えもせず、なんとなくB社の新入社員となり、最初に就いた仕事が営業職でした。

大学が理系でしたから、技術系での採用でしたが、なぜか最初から営業職として神奈川県の営業所に配属となりました。

この時はまだお気楽なもので、さっさとやる事をやったら、帰って読書や音楽三昧の生活をしていました。

 

学生時代には本当に貧乏な生活をしていたので、給料がもらえて好きな本が好きなだけ買えるようになった事に満足していた時期です。

大学の学業と同じで、営業職という仕事には、さしたる興味は湧かず、漠然と「この仕事を一生続けるのかな?それでいいのかな?」と考えていました。

朝出社すると、すぐ外出してお客さん回りをし、夕方戻って事務処理が終わったら帰るという生活です。

社内の人に配慮するような事もない、自己中心的な生意気な新入社員でした。

 

そんなに苦労する事もなく予算が達成できる時代でしたから、完全に仕事をなめていました。

営業職は1年半で終わり、私は本社勤務として新潟県へ引っ越します。

ちょうど24歳になった頃で、これを契機に私の生活は一変し、読む本も一変する事になります。

この頃自分がやっていた事が、今の自分にどんな意味があったんだろうと考える事があります。

単に本が好きな頭でっかちの自分勝手な子供にすぎません。なので、どう考えてもほめられるような人間ではありませんでした。

 

ただ、エウレカという会社を作り、ある程度自分の好きな商品を作れるようになってから開発した<カメラ缶>は、この頃Tさんに教えてもらったロバート・キャパの写真を見ていなければ、商品化する事はなかったように思います。

 

私はカメラ自体の事は何もわかりません。開高健が共感した写真家であるキャパへの憧れがなければ、カメラ缶を作ってみようとは考えなかったはずです。

そういう意味で<カメラ缶>をカメラ専門誌の<CAPA>さんがいち早く取り上げてくださった時、この上なくうれしく思いました。

<カメラ缶>の次に何を作るかについては迷わず<レコードプレーヤー缶>や<オーディオスピーカー缶>に決めました。

 

学生時代からずっと聴いているレコードに関係する商品を手がけてみたかったからです。

こういった商品がお客様に受け入れられ、喜んでいただけている事に、大きな喜びを感じています。

よくレトロブームに呼応した商品開発だと言われるのですが、本当のこと言うとそうではありません。

単に自分が好きなものに関連した商品を作ってみただけなんです。若い人の動向までは測りかねますので。

 

ただ、これらの商品が若い層にも受け入れられているのを知り、今ではかなりSNSを勉強しています。

まだ本に関連する商品が出せていないので、いつか必ずやってみたいのですが、いいアイデアを思いつけないでいます。

 

 

ジャンル 作者 タイトル 出版社
青春小説 椎名誠 哀愁の街に霧が降るのだ(上・中・下) 情報センター出版局
宮本輝 青が散る・優駿

文春文庫

井上靖

あすなろ物語・しろばんば・夏草冬漪・北の海

新潮文庫
SF 筒井康隆 家族八景・七瀬ふたたび・エディプスの恋人・俗物図鑑 新潮文庫
アーサー・C・クラーク 2001年宇宙の旅 ハヤカワ文庫
ネヴィル・シュート 渚にて 創元SF文庫
純文学 辻邦夫 真晝の海への旅・時の扉 集英社
安岡章太郎 海辺の光景 新潮文庫
田中英光 オリンポスの果実 新潮文庫
北杜夫 幽霊・木霊・楡家の人々 新潮文庫
スタインベック 二十日鼠と人間 新潮文庫
エデンの東

ハヤカワ文庫

ヘルマン・ヘッセ 車輪の下 新潮文庫
寓話小説 ジョージ・オーウェル 動物農場・1984年 ハヤカワ文庫
安部公房 砂の女・燃えつきた地図 新潮文庫
ストーリーテラー 井上ひさし 四捨五入殺人事件 中公文庫
モッキンポット氏の後始末 集英社文庫
星新一 人民は弱し官吏は強し 新潮文庫
小林信雄 紳士同盟・夢の扉・背中合わせのハートブレイク 新潮文庫
エッセイ 安岡章太郎編 ウィタ・フンニョアリス 講談社
開高健 もっと遠く・もっと広く・オーパ!・言葉の落葉

 

寺山修司 書を捨てよ、町へ出よう 角川文庫
宮脇俊三 時刻表2万キロ 河出文庫
失われた鉄道を求めて 文春文庫

 

 

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